暖かくなってきたからか、保湿一辺倒だった冬のスキンケアを脱却して、攻めのお手入れを始めた人がちらほら増えてきましたね。
攻めのお手入れの代表格といえばレチノールですが、心配なのがA反応と呼ばれるあのヒリヒリ感。
でも
「A反応なのか、コスメが肌に合っていないからなのかわからない」
「このまま使い続けていいのか心配」
という声も多く聞かれます。
そこで今回はそんなお悩みに真剣に答えてみました!
ぜひ最後までご覧ください。
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レチコスメ利用後、数日して赤み・皮むけ・ほてり感が出た場合の対策は▼
— モヨ姐 (@Moyo_sec) 2024年4月14日
🔹セラミドなど保湿剤を併用
🔹使用頻度減らす(毎日→2日おき、朝夜→夜のみ等)
ただし、それらを取り入れても
🔹どんどん悪化する
🔹我慢できないほど症状が強い
🔹気になって肌に触れてしまう… https://t.co/heAUT5cj7H
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塗った直後、瞬間的に熱く感じた
コスメを塗布した瞬間に顔全体がカッと熱くなるのを感じたことがある人もいるのではないでしょうか。
これは高濃度ビタミン系コスメによく起こる反応で、特にレチノールだけでなくビタミンCを配合しているコスメでしばしば見られます。
一時的なもので、すぐに落ち着くようであれば問題ありません。
使い続けていくうちに、徐々に慣れていくことが多いようです。
心配な時は配合濃度を下げたり、セラミドやアミノ酸を配合した高保湿スキンケアを併用してみましょう。
ただし、熱感が長く続いたり、段々痒くなってくる場合は肌に合っていませんので、すぐに洗い流してくださいね。
翌日以降、皮むけ・赤み・ほてり感が出てきた
レチコスメを使いだしてから、徐々に赤み・皮むけ・ほてり感が出てきた場合は、通常のA反応だと判断して良いでしょう。
使い続けるうちに慣れて、段々と落ち着いていくことがほとんどですが、気になる場合は以下の対策を取るのがおすすめ。
使用頻度を下げる(例:毎日⇒2~3日おき、朝夜⇒夜のみなど)
対策を続けても、このようなサインが出るときは要注意!
段々悪化している
気になって肌を掻いてしまう
我慢できないほど辛い
このような時は、無理せずに使用を中止しましょう。
最後の「我慢できないほど辛い」については次項でももう少し詳しく説明しますね。
我慢できないほどの痛み・痒み・ヒリつきなど
塗布直後、あるいは使用から数日後に限らず、我慢できないほど激しい症状が出ている場合は即利用を中止してください。
我慢できないほど激しい症状とは…
いたい
かゆい
あつい
赤みが強い
皮むけが全体に及ぶ
…など。
これらは、レチコスメに限らず通常のスキンケアでも即利用を注意すべきサインで、長引くようなら皮膚科受診が必要になる場合もあります。
また、我慢しすぎると色素沈着を起こすなど、元の状態に戻るのに膨大な時間とお金がかかるようになってしまいます。
決して無理はしないようにしてくださいね。
高保湿アイテムとの組み合わせ
レチノールコスメと併用するのにおすすめアイテムを、保湿力を重視でチョイスしてみました。
お好みや生活環境によって変化すると思いますので、ご参考までなさってください。
保湿と聞くと、「セラミドが入っていないと意味がない」と考える方もおられますが、セラミドはとても優秀な保湿成分ですが、保湿化粧品として配合が必須な成分ではありません。グリセリンやアミノ酸、ヒアルロン酸なども肌に本来存在する非常に優秀な保湿成分です。(私はアミノ酸が一番好きです!)
あまり特定の保湿成分に強くこだわりすぎずに、
使用感が好みか
問題なく使い続けられそうか
などを基準に、幅広いコスメから選ぶのを意識してみてくださいね。
合わなかったコスメは捨てるべき?
よく、肌に合わなかったコスメはもう使わない方がいいかとご質問をいただきます。
肌のバリア機能が落ちていたり、季節の変わり目などで一時的に肌が敏感になっていただけの場合、再度使ってみると意外にも問題なく使えた、ということもありますので、
どうしても使い続けてみたいコスメならば、肌と体の調子が整っている時に一度チャレンジしてみてもいいかも知れません。
それでもダメなら、何らかの成分が肌に合っていないので、残念ですが使い続けるのは止めておきましょう。
市販のレチコスメでA反応はレア?
全国の百貨店や、ドラッグストアで売っている誰でも気軽に買えるレチノール入りコスメで、使用継続を迷うほど激しいA反応が出ることはあまり多くありません。
もし、そういったレチノール入りコスメを使用して、我慢するのが辛くなるほどのA反応が出現し、使用継続を迷っているのなら、それはA反応ではなくコスメ自体が肌に合っていないだけかも知れません。
その場合は「使い続けたら慣れるかも…」と考えずに、すぐ使用を中止するようにしてください。
A反応は、
①サロンやクリニックのカウンセリングが必要な商品
②少量から慣らすことを推奨されている商品
③日本の法律の縛りを受けていない海外輸入商品
これらに出ることが多く、
❶朝晩いつでも気軽に使え
❷日本国内の大手メーカーが販売し
❸購入時にカウンセリングの必要がない
これらに当てはまる場合、激しいA反応の心配はほぼありません。
ひとつの基準として覚えておいていただけると幸いです。
まとめ
レチノール入りコスメを使っていて「このまま使用を続けて良いのか?」と迷った時は「コスメは我慢して使い続けるものではない」という言葉を思い出してください。
また、販売メーカーのほとんどがホームページで使用品の詳しい使い方や、Q&Aを公開しているので、そちらを参照するのもおすすめです。
レチノールは味方につけると、お肌の綺麗に一気にブーストをかけられる心強いアイテムですので、ぜひとも味方につけていきたいですね!
楽しいスキンケアライフの最高になれば幸いです。
以上、白石モヨでした。